【ゴッホ 旅とレシピ】ちょっと変わったゴッホ入門書

生涯旅をし続けたゴッホの道のりを追いながら、

彼の人生にとって重要な土地土地での食べ物や料理を考えてゆく本。

ゴッホの人生をたどりながら、彼の作品にまつわるレシピを眺める。

アカデミックだけどほんわかする本。

ゴッホ 旅とレシピ / 林綾野 / 講談社

https://www.amazon.co.jp/ゴッホ-旅とレシピ-講談社ARTピース-林-綾野/dp/406216521X%3FSubscriptionId%3D090596K8VFHWK71V2782%26tag%3Dhnzk-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D406216521X

ゴッホの作品には玉ねぎ、じゃがいもなど食材の素朴な絵が多いです。

他にも描かれた作品から、こんな気持ちで食べていたのではないか、

この土地のこんなものを愛していたのではないか、と作者による考察がされ

キュレーションとレシピ再現本が合体したような感じ。

 

物語のレシピを再現する本はたくさん出ているけど

過去の偉大な芸術作品への考察も合わせて読めて、

アカデミックでありつつ情緒に訴えるほんわかした部分もあり、バランスがよい。

同じシリーズで『モネ 庭とレシピ』も出ていて、合わせて読むと

ゴッホとモネの対比もおもしろくてお薦めです。

 

ゴッホの生き方については、

彼とその弟テオとのパリでの生活を描いたコミック『さよならソルシエ』の

印象が強く、そのイメージを持ちながらだったけどギャップなく読めました。

ソルシエのほうは最後のほうがキャラを立たせるのが前に出ていて

いかにも漫画作品のラストっぽい感じですが、本書はゴッホの旅路に沿って

その考え方の変化や晩年についても触れていて、きちんと追うことができます。

 

彼の来歴の基本的なおさえポイントと有名作品は掲載されているので

ちょっと変わったゴッホ入門ととらえてもいいかもしれません。

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