【ディック・ブルーナの世界】シンプルの正体とは

GWまで松屋銀座で開催されていた、

シンプルの正体 ディック・ブルーナ展

以前同じ場所でミッフィー展をやっていましたが、

ブルーナが亡くなって数ヶ月、彼の作品全体を追うもの。

そのせいか、ミッフィーの時みたいなヒクほど混んでる、という状況ではなく見られました。

くまのボリス、ブラックベア、ペーパーバッグなどいろいろ出ていて

特にペーパーバッグはこういう回顧展でもないとしっかり見る機会がないので

とても貴重で、どれも素敵な作品たちでした。

 

「シンプルの正体」と銘打っているだけあって

読書週間のポスターは、隅っこにほんとに簡単な表現しかしていないのに

画面全体で訴えかけてくるような主張と世界観があって、

洗練されたデザインってすごいと改めて感じました。

会場の壁のすみっこにいたミッフィー。

 

日本の読書フェスとかでもこういうのあったらいいなあ。

新潮のミツバチとか角川のハッケンくんとかもかわいくて好きなのですが

彼らはみんないろんな意味で実に日本らしい。笑

 

ブルーナがミッフィーを描く映像とか原画もたくさんあって

見方によってはイラレのパスでピュッと作れるとか思いそうなところを

全部手で、慎重に慎重に微妙なラインを描いていて

すごく緊張感があり、それでいて原画にはすごく温かみがあって。

ブルーナの世界を肌で感じられた気がしました。

子どものための絵を全身全霊で描いているという雰囲気が、やなせたかしを連想しました。

 

後半は、著名なデザイナーたちによるブルーナへのオマージュ作品。

渡邊良重、中村至男、ミントデザインなど

素敵なミッフィーの世界に私の好きなデザイナーたちの作品が並んでいて、なんとも贅沢な空間!

やっぱり中村さんの作品が好きでした。

銀座での個展のレポはこちら

「勝手に広告」の中村さんの個展。そしてメゾンエルメスの現代アート。

 

もうブルーナはいませんが、ミッフィー以外のブルーナの世界も

これからももっとずっと広く知られていけばいいなと思います。

 

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