【7月に流れる花】【8月は冷たい城】どきりとする児童ミステリー

恩田陸さんの最近の著作で、珍しくヤングアダルトのジャンルのもの。

とはいえそこに流れる恩田ワールドは共通。とてもおもしろいです。

独自の世界観と設定、どきっとする人物同士の会話、無益でさみしい堂々巡り。

 

7月に流れる花  / 8月は冷たい城  /恩田陸 /講談社

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【齋藤孝のざっくり!美術史】名画の楽しい見方を知る。

最近は六本木や上野の美術館で、有名画家の大型展も頻繁に開かれています。

とにかく人が多いので私はあまり行かないのですが。。。

でも、名作と思って見るけど実際どうなんだろう?すごいの?

とか思ってる人っていたりしませんかね。

少しでも芸術をかじった人間として、名作たちをもうちょっと知っておきたい。

私はそう思って読みました。

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【世界一うつくしい植物園】めくるめく植物の国、まるでワンダーランド

植物園というと今まで、草、土、虫、地味・・・みたいなイメージを

勝手に持っていたけど、植物園ってこんなに素晴らしいのか!!と衝撃!

世界の由緒ある植物園には世界遺産にも含まれているし

あのモネも自邸の庭には相当こだわったというし、植物園って奥が深い。

ただ植物がきれい、ではなく施設ごとに世界観が違う。

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【ゴッホ 旅とレシピ】ちょっと変わったゴッホ入門書

生涯旅をし続けたゴッホの道のりを追いながら、

彼の人生にとって重要な土地土地での食べ物や料理を考えてゆく本。

ゴッホの人生をたどりながら、彼の作品にまつわるレシピを眺める。

アカデミックだけどほんわかする本。

ゴッホ 旅とレシピ / 林綾野 / 講談社

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【ナーダという名の少女】リオデジャネイロの光と陰

リオという光と影の国で出会った、アリコとナーダという光と影の二人。

アリコの成長物語、そして南米の考察を少し。

ナーダという名の少女 / 角野栄子 / KADOKAWA
https://www.amazon.co.jp/ナーダという名の少女-角野-栄子/dp/4041106532%3FSubscriptionId%3D090596K8VFHWK71V2782%26tag%3Dhnzk-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4041106532

リオデジャネイロで暮らす日系のハーフのアリコと、謎の少女ナーダ。

光と影のコントラストがくっきりした、リオならではのまぶしい光景と

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日本のパンの歴史考察、そしてパン屋考察

先日横浜でパンのフェスが開催されたり、

今週末あたりには伊勢丹パン祭りがあったり、昨今絶賛パンブーム。

ですがあまりにも身近なパンは、決して最初から身近だったわけではないのです。

波乱万丈な日本のパン物語と、興味深い考察。

なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか
阿古真理 NHK出版新書
https://www.amazon.co.jp/なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか―パンと日本人の150年-NHK出版新書-501-阿古-真理/dp/4140885017%3FSubscriptionId%3D090596K8VFHWK71V2782%26tag%3Dhnzk-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4140885017

日本ではパンの種類も豊富でおいしく、あまりに身近であるがゆえに

それが外来のもので、たくさんの苦労を積み重ねてできたものということを忘れてしまう。

今やお米と同じくらい、主食として馴染んでいる。

いや、それは果たしてどうか。それが本書で論じられています。 “日本のパンの歴史考察、そしてパン屋考察” の続きを読む

【恩田陸/私と踊って】世界観が短いストーリーの中に凝縮。ジャンルを特定できない幅広さ。

恩田さんのわりと最近の作品で、素晴らしい短編集です。

表題作はミステリー要素はそれほどなく、

恩田さんの過去の作品「6番目の小夜子」や「麦の海に沈む果実」のような

大人になったら感じることのない、少女の揺れ動く感情にどきどきする。

私と踊って / 恩田陸 / 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/私と踊って-新潮文庫-恩田-陸/dp/410123423X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1490874193&sr=1-1&keywords=私とおどって

ほか、文章でこれほど臨場感のある異世界を描けるのか、と空想が膨らむ、

建物や部屋が常に動いている世界のSF話「少女界曼荼羅

現実かと思いきや異様な非現実空間の”戦略会議”で

ゲシュタルト崩壊のように言葉のからくりに惑わされる「骰子の七の目

台北を舞台に、デジャヴと現実が混ざり合うドラマチックな「台北小夜曲

まさに劇場型、入れ子式小説ともいえる「劇場を出て

正統派の推理モノという印象だけどちょっとゾッとする「心変わり

犬と猫の視点で書かれた、めちゃめちゃゾッとする「忠告」「協力

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